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  • ishikawa59

予備校の「大手」と「中小予備校」の長所と短所をご紹介




総括すると・・・一人一人に個性があるように、塾・予備校も一人一人合う合わないということがある。


大手と中小予備校の長所と短所

コミュニケーションが一方通行の授業。5段階評価で3・4以上の人が対象です。負けず嫌いで自分から積極的に勉強に取り込め、外交的ライバルがいると競争心が湧くタイプの 生徒に向いていますので、先生への質問に抵抗を感じません。


大手予備校の長所

  • 講師の質の高さ 講師は人間的にも魅力的な人が多く、かつ指導力はハイパー級なのでうまく活用すれば非常に大きな効果があげられます。

  • 受講単価が安く済む 大手予備校は1教室に100人から 200人の生徒を収納。受講単価が安く済む。 授業料が個別指導よりも安く、授業数を多く確保できます。

  • 欠席のフォローは問題なし 大手予備校の大半は授業の録音・録画あり。

  • カリキュラムが豊富 各期ごとにカリキュラムが豊富で必要な時期に必要な講座が受講できる。

  • 受験生が多く安心 大勢の受験生がいるので安心である。

  • 圧倒的なデータ量

  • 勉強習慣のある人は可 一人で勉強する習慣のある人は大手でも可。ただし、受験エリートの1?2割の人には最高。(実績にならないレベルの生徒はどうでもいいが、経済的に予備校を支えているので大切)

大手予備校の短所

  • 指導が完全に「生徒任せ」 自分でしっかり予習・復習ができ、計画などを管理できれば問題ないのですが、高校生・既卒生(浪人生)年代でこれが高いレベルで実行できるのは、せいぜい受験生全体の5%程度と言われています。

  • 授業は大人数で「一方通行」 授業中質問できませんし、授業は基本的に「最大公約数」的なものになる。授業が終われば講師は一切責任を持たない。質問はしにくい。

  • 有益かどうかは人により異なる 集団授業は「あなただけのための授業」ではなく「あなたくらいの学力の生徒一般のための授業」なので有益とは限らない。(「できすぎる生徒」や「できなさすぎる生徒」にはムダな時間)通説として合致している生徒の割合は3分の1以下と言われています。

  • 学習の速度が一定のため・・・ 一定のペースでの学習進度が決まっているので、習得度に差があると授業についていけなくなる可能性があります。

  • 個別面談は機械的

  • 受け身の授業になりやすい 個別授業と比べると、授業に緊張感が少ないので、生徒によっては、受け身の授業となり、熱心に勉強する気になれません。



大手の講師は授業には責任を持ちますが、あなたの学力アップには関心がありません。気を付けていることとは、授業のストーリー(流れ)を重視し、感動や驚きを与えることに力を注いでいます。あなたが大手予備校を選ぶ場合は、最低でもセンター試験の得点で平均点を取れるくらいの基礎力がついていることが前提です。当然テキストの進み具合も速く飛ばして進みます。未履修科目などを受講した場合は、解答解説を読んでも何を言っているのか理解できません。質問したくても、人数が多すぎて質問の順番待ちになっているそうです。しかも、時間で移動する講師の方も多く、質問中でも途中で切り上げられることもあるそうです。授業の進度は早いので予習復習が追い付かず消化不良となる人も多いようです。人気の講師や有名な講師など大手予備校の講師には、あなたの質問に対して「何故、分からないのか」が、わからない状況に陥ることもあり、いくら説明しても解らないという受験生も出てきます。このことは講師自身がわかっていても、個々の受験生レベルで教えることの難しさを意味しています。現役時に、あまり勉強していない受験生が、一念発起して難関大学や超難関の医学部受験などを目指す場合は、どこの大手予備校に入っても授業についていけないことが多いようです。


学力以外のことも考慮、大手予備校に向いている人は・・・

  • 大人数クラス(一般的に100名以上)の方が向いているという人 大人数の方が競争心が湧いてやる気がでるという人が向いています。講師の仕事は人気商売ですので感動を与える授業をいかにするかに力を注いでいますし、講師曰く「私の授業を聞いていれば、合格できる」と豪語します。が、どんなに素晴らしい講義も記憶しておかなければ感動だけで終わり、成績には結び付きません。(成績アップには復習と復習時間を確保することが最も大事)。結果として2浪・3浪して本校に来る人がおります。

  • 人数により授業の雰囲気は大きく変わり、授業料は

    1. 明るく広々とした快適な環境で勉強したい人

    2. 豪華な教室でお金持ちになった気分を味わいたい人

    3. ブランドの塾・予備校に通うことで安心感を得たい人

    4. 塾・予備校選びで気苦労せずに楽に通いたい

・・・などを優先したい人が向いています。 生徒の学習成果はかなりの個人差があります。大手校は生徒数が多いので多人数の実績が出せますが、一人一人に目を向けるとかなり苦戦している人も多いようです。成績が上がらず途中でやめる生徒は多いのですが、それを上回る生徒を集める力があることで成り立っています。

  • 大手予備校やトップクラスの進学塾は入塾テストの5段階評価で5・4の生徒を対象に独自のカリキュラムで先取り・予習型の授業 ナンバースクール以外の生徒は通知表の成績が5?4以外の人は、授業が理解できず時間とお金のムダです。某予備校のアドバイスは、概ね「ついてくるのに少々苦労しますが、頑張ればいずれ成績は上がり始める」などが多いようです。もともと、勉強不足や習慣化ができていない生徒・学力的にハンディがある生徒などは、予習の時間だけで授業時間の2倍も3倍も時間がかかり、復習する時間まで取れません。大手予備校の中にはドロップアウトする生徒も見込んで募集をしています。一般に、学費だけ払って出席しなくなる人のことを「お客さん」と言っているそうです。


中小予備校の長所

  • 対話形式の講義がほとんど 授業中でも質問できるところがほとんど。 対話式の講義の良いところは「友人からの刺激」があげられる。「あいつこんな問題解けるのかよ!」といった刺激は受験にとって不可欠です。

  • 「お客さん」にならない 授業料を払うだけで学力的に何も得ていない生徒で大手予備校に多数存在している。少人数クラスですので、話を聞いている時も居眠りなどは当然できません。

  • 質問がしやすい どこの予備校でも質問は基本的に受け付けていますが、多人数の中で実際に質問できる生徒はそう多くはありません。特に学力が低い生徒ほど萎縮してしまい「まあいいや」で済ませてしまうことがよくありますが、当校は人数が最大19名の少人数制のクラスですので緊張感もありますが気軽に質問もできます。

  • アットホームな雰囲気 高校のようなアットホームな雰囲気で、友人もできやすい。大手でも友人はできるが、引っ込み思案な人にはキツイ。友人と切磋琢磨し、見事志望校に合格した人も多い。

中小予備校の短所

  • 授業料は大手と同じか高め 大手予備校と比べ1クラスの人数が少ない分多少高めとなるのが一般的。

  • 欠席時のフォローは不十分 授業の録画・録音などをしっかりとっていない場合がほとんど。

  • 人間関係がこじれると厄介 アットホームな雰囲気は、人間関係がこじれたりすると厄介

  • データ量は大手に劣る ただし、データの母体によってはカバーできる。

  • なれ合いになりやすい アットホームであるということは注意していないとなれ合いになる可能性がある。


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