「脳育」……脳を育てる食事
勉強と食事(栄養)はとっても深い関係があります。脳がうまく働かないため、集中力や記憶力、判断力といった機能に影響があることも。
また、食べ過ぎは胃腸のほうに血流が集中するため、しばらく頭が働かなくなります。そのため受験生の皆さんには「腹八分」を心がけることが大切です。
そして「よく噛むこと」も意識しましょう。消化・吸収がしやすくなり脳の働きが活発になります。よく噛むリズミカルな運動は、気持ちを落ち着かせるセロトニンという 神経伝達物質の分泌にも役立ちます。
身体はさまざまな栄養の働きが連携することで、健康が保たれますので「○○の栄養が良い」からと偏った食事をすることなくバランスの良い食事を心がけましょう。
「受験生に欠かせない栄養素」であるいくつかの育脳食材を紹介します。
・「脳によい油」を積極的に取る ⇒脳の60%は脂肪が占めています。
良質な脂質を積極的に摂りましょう!
特にアボガドや青魚には不飽和脂肪酸が豊富なのでおすすめです。
・「酢」を上手く使う ⇒私たちの体は、吸収した糖質をエネルギーに分解することで生きていくことができます。これが不完全燃焼すると乳酸として筋肉などに蓄積し、疲労の基となると言われています。酢は、この分解を助け、疲労回復を早めると言われています。食べ物と一緒に酢を取り入れることにより、食べもの中に含まれるミネラルなどを体内に吸収しやすくすると言われています。
・「野菜」を食べる ⇒野菜はビタミン、ミネラルが豊富でバランスよく摂取できます。ブロッコリー、しいたけ、小松菜などは野菜に含まれているビタミンが全て含まれているのでとても栄養価が高く、カリウム、クロム、鉄分、カルシウム、亜鉛、カリウムなども含まれています。
・ 「玄米」 ⇒食物繊維やミネラル、ビタミンなどを豊富に含んでおり、人間が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できる完全食材です。
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