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  • ishikawa59

共通テスト得点800点対策を可能にする方法

更新日:2021年10月31日





  • 「2次対策で十分」などと言って、共通テストをなめるな!

  • 共通テスト準備は早めに開始せよ。 12月から集中してやると2次との共通科目は何とかなるが、例年多いパターンが国語、社会の2科目で泣くことになるので、国語と数学は夏ぐらいから開始すること。

  • 時間配分をマスターせよ! マーク模試は5回以上受けるのが望ましいが、不可能なら模試問題集を自力で解くことである。その際、制限時間は10分程少なくして解く練習をしておくこと。(本番では時間が短く感じられることが多い)

  • 数学も共通テスト対策を怠るな! 英語と理科は2次対策でカバーできるが、数学は2次試験と頻出分野が全然違うので共通テスト用問題集で練習しておいたほうが無難である。特に、数学ⅡBは4問60分は制限時間が厳しい。 <共通テスト対策「時間」の濃淡>  国語>社会>数学>>リスニング>>理科・英語  国語・・・古文>>現代文・漢文


90点突破・共通テスト科目別対策編


※社会の選択科目・・・

  • 地歴必須の大学(琉球大・鹿児島大・京都大だけ?)なら地理にする

  • 上記以外で好きな科目がないなら・・・  地歴より手間が半分以下なので、公民を選択する。足を引っ張らない程度なら現代社会。90点以上なら政治経済がよい。


全教科共通の90点突破勉強法


  1. 教科書か講義型参考書を準備し(軽く読める教材で概略を知る)、2–3回覚えようとせずに通読する。

  2. 過去問10回分位と、共通テスト用問題集(模試問題集)やマーク式基礎問題集等を10–20回分準備し、最初から答えを見て潰していく(自分で解いている暇はないので)。

  3. 正解にマークし、間違っている文章は正文に直し、解説で重要な部分にはマーカーを引き、教科書と共に何度も読み返し必要な知識をインプットするだけであるが、その際、正解だけでなく選択し全てを読むと試験形式で出るところを知ることができる。

  4. 基本書の読み返しは、インプットする場所とそうでない事項の差別化ができるの学習効率がよくなる。社会の誤答選択しが非常に役立つ科目なので、問題をしっかり理解しておくことである。


科目別選択の注意点


1.社会-公民

現代社会

  1. 常識で解けるので、再受験生にとっては大きな強みの科目

  2. 時間がない人が選択すれば大きな効果的が出る科目

  3. 科目の性質上過去問題は5年分くらいでよく、後は模試問題集

  4. 万全を期したい人は穴埋め式のノートを活用するば、ほぼ満点を狙える科目

倫理

  1. 医学部受験生が多く選択する科目

  2. 教養に加え、小論文対策にも少し役立つ科目

  3. 科目の性質上過去問題は5年分くらいでよく、後は模試問題集

  4. 思想分野以外は常識で解ける科目

  5. 調べる時のために資料集はあったほうがよい

政治経済

  1. 同じような問題のオンパレードなので、まずは過去問をつぶすことが重要

  2. 細かい知識よりも社会システムの基本的な概念を問うものが多い科目

  3. 最新の時事問題は、自分で研究するより模試や黒本や白本などの問題集が重要性が高い


2.社会-地歴

※公民に比べ地理が1.5倍、歴史は2倍位の時間が必要となる科目

日本史

  1. 知識ですべて解けるので本番の運に左右されなず90点以上を確実に得点できるが、知識量を蓄積するのが大変な科目

  2. 正誤問題は、模試で慣れるしかない、必ず最初から答えを見て、正文に直してから選択肢の文章を読む(間違った文章を読むと、それが頭に入ってしまう恐れがあるため)

  3. 近現代の文化や年代もほとんどでない

  4. 記憶の補助として、歴史漫画や歴史ゴロ覚えなどが使える

世界史

  1. 一番負担の大きい科目

  2. 同時代に世界で何が起こったのかとい横糸と縦糸(年代)もある程度知っておく必要のある科目

  3. マイナーな国も出るので、理系受験生(勧めない)が片手間科目としては労力が多すぎる科目

  4. 選択する場合は、早いうちから教科書を通読する必要があり、直前でまとめるには時間がかかる

地理

  1. 地歴の中では楽な科目

  2. 常に地図帳と統計表を見ながら、演習問題をといていくことがポイント


3.共通テスト英語・・・

※穴埋め対策とリスニング対策は年間を通してやること。直前では、頭がスパークしかねない。

過去問又は模試本番を5回くらい解き、時間配分の練習をする。

第1問 一次対策

第2問「ネクステージ」で対応可

第3問

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第4問 二次対策で対応可

第5・6問必読書(「共通テスト裏ワザ大全」洋泉社)

  • 別枠でリスニング・・・直前の詰め込みは通用しないので、日頃から聞いておく 時間は30分(50点)まずは、「速単」のCDを聞き込み耳を鳴らさせること。次に余裕があれば、「共通テスト英語リスニング合格の法則」(アルク)などをする。

  • 初めに・・・本文に十分慣れた段階で、本文の英文を理解した教材の音声を本文を見ながら聞いてみる

  • 次に・・・本を見ないで聞く。 「速読英単語」は、音声のスピードを変えたCDを購入し、自分のレベルに合わせて選択する

  • 最終的・・・速いほうで練習し、後は模試になれるだけである。

  • 本番・・・最初の説明は無視し、最後の問いと選択肢を読んでおくと、どこを聞けばいいのかを事前に知ることができるので、リスニング試験では大差が出る。


4.共通テスト数学・・・

数学が得意で、模試で常時偏差値70以上なら対策はしなくてもよい

  • 共通テストにしか出にくく盲点になりやすく、かつ、反射的に出てきて、計算のスピードが求められる分野・・・三角比や平面ベクトル、指数・対数・三角関数など

  • 共通テストは得意不得意に関わらず数ⅡB対策に重点(数ⅠAと均一ではなく)をおくこと 数ⅡB・・・ベクトルか数列が苦手な人や両方苦手な人は統計が簡単なので選択する価値あり。

  • 得意な人は・・・ 共通テスト特有の裏ワザに配慮した「共通テスト数学必勝マニュアル」(東京出版)があり、知っていて損のない事項が満載されているので、知らないところを覚える。 次に・・・模擬問題集を50分自力で解き、2回連続して90点出るまでらればOK(本番の緊張度10分を差し引いた必ず50分で解くこと)。

  • 得意でない人・・・ 「共通テスト点数が面白いほど取れるホン」や「きめる!共通テスト」などを活用する。 次に・・・模擬問題集を50分自力で解き、2回連続して90点台が安定して出るなら「共通テスト必勝マニュアル」を余裕があれば読む程度でよい。

  • 90点以下の人・・・ 模擬問題集を使い問題の量をこなすしかない(河合の黒本が一番本番に近いので優先させる)。 次に好みで白本、青本、緑本などを自力で解いても、最初から暗記してもよく、とにかく知っているパターンの数を増やすこと。 同時に・・・使用中の2次用教材の復習をして基礎強化を図る(直前まで続ける)。 時々、模試問題集を自力で解いて、時間配分や実力の確認を続けること。


5.国語

受験生の9割以上が国語を甘く見ているが、2次試験の理科に準ずるくらいの時間がかかると考えていたほうが無難。現代文・古文・漢文とも基礎知識を得たうえで、過去問をある程度こなしておくことは必須である。

※時間的優先順位は、古文>>現代文≒漢文

  • 共通テスト現代文・・・誤答選択肢を根拠を持って選択できるようにしておく(他の対策は不要)

  • 共通テスト古文・漢文・・・問題文自体を訳と共に読み込む(必要十分条件)。模試問題集ではなく、直接一般の問題集の文章を読んだほうが効果的である。


6.理科

医学部受験の場合は2次でも使うので独自の対策は必要なく、過去問を数年分見ておくだけで十分である。

生物はメンデル遺伝が手薄になることが多いので要注意。

基礎力のない人・・まず、共通テストに対応できる勉強を中心にし、余った時間で2次対策をするしかない。

  • 2次試験のカンを鈍らせない 共通テストだけに専念していると、2次のカンが鈍り、共通テスト後の直前木に思わぬ影響を及ぼすことがあるので、英・数・理は、2次の教材復習で乗り切れる部分があるので、これを優先させる。 共通テスト直前期でも、2次で使う教材に何らかの形で毎日目を通すこと出る。

  • 具体的なスケジュールの立て方 初めに・・・過去問(河合が一番よい)を全教科準備し、2年分ほどよく見て傾向やレベルを知る。 ・・・どんなに遅くとも数・国・社は夏休みから始める・・・

    • 数学・・・共通テスト用の問題集を何か1冊、答えを見て記憶する。パターンを知るだけなので説く必要はない。

    • 現代文・・・週に1–2問のペースで過去問を解く

    • 古文・漢文・・・基礎知識のインプットが中心が第一

    • 終わったら・・・過去問の自力演習。社会はとりあえず基本書を読む。




2学期・・・社会の模試問題集潰しを週1–2回分、国語はの演習も週1–2回分はやる。数学は共通テスト用問題集の復習。他教科は、過去問題集を見て、気になった問題だけやっておくで、2次対策が優先である。

この時期に重要なことは、実際にマーク模試を受験すること。プレテストを中心に3–4回受験する(復習も)


12月から・・・本格的対策開始で、英数国は模試問題集を時間を計って解く練習をする。黒本プラス1冊も。

理科は2次対策で共通テスト独自の対策は不要である。心配なら、模試問題集を1冊解けば十分。社会は、やったものを徹底した読み込み必要。自力演習2科目4時間、後の時間は復習で知識の詰め込みを本番まで。

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