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  • ishikawa59

「やることが遅い」という課題と向き合う時間管理術




計画は勉強量で区切


計画は勉強量で区切る。「時間の家計簿(勉強記録)」をつければさらに無駄は省ける。  「のろま」とは時間の使い方が下手だということなので、時間の使い方が上手になれば「のろま」ではなくなる確率が高くなるので、時間の使う方法論を身につけることが大切。

  • 例…50ページを1週間でやる場合 1日7–8ページを7日間で行うスケジュールではなく、5日で終わらせるつもりで1日10ページの計画のやる。 土曜日を予備にあてて、日曜日は、50ページやったことを記憶するための「復習」にあてる。日曜の午前中に「まとめ」て、午後に身につく知識にする。やりっぱなしで復習しないと頭に残りません。 計画を立てる時に大切なことは…計画を量で立てること。

  • 時間の家計簿をつけてみると…問題点が解って来る。 「自分の時間の使い方に無駄が多い」 「きちんとしていたつもりだったが、ぼんやりしている時間が意外と多い」 「勉強でも遊んでいるわけでもない時間が多い」など



行動療法的アプローチ


「のろま」に効果的な行動療法的アプローチ …自分に「アメとムチ」を与えて時間厳守の習慣をつける…  人の性格を変えることは難しいが、行動は変えられる。カウンセリング的治療をしても、基本的に人間の心は思ったほど変わらないので、行動から変えていくのが行動療法。心の傷を取り去ろうとするのではなく、心の傷が悪さをしても日常生活を送れるようにする。目の前にある勉強が出来るようにする、行動によって対処できるようにするという考え方。心の中は変えられないが、行動は変えられるという考え方で、基本は「アメとムチ」を用意。 行動が上手くいっている時、適応した時はアメを与え、うまくいっていない時、好ましくない時はムチを与える。

  1. 例…日本を「のろま」にしやすくする風潮 日本人に「のろま」が多いのは「のろま」なのにクビにならずに済むとか、残業していると褒められる、「飴と鞭が逆になっている」。時間通り仕事を終らせた人を褒め、残業をダラダラしている人を批判するように職場のカルチャーが変わらなければうまくいかない。

  2. 例…登校拒否や家庭内暴力 暴力をふるったり問題を起こしたりしている時に、親がなんでも言うことを聞いて、おとなしくしている時はあまりかまってあげない。それでは暴力が収まるわ訳がない。

  3. 例…ゼンソクの子供発作 発作が起きている時だけ「かまって」、発作が起こっていない時安心し、あまり構わないので、子供は無意識のうちに、「発作が起きていれば親がかまってくれる」という思考ルールができ、ゼンソクが頻発する現象が起こる。 行動療法では…  発作が起きている時はあまり相手をせずに、とりあえず発作止めの薬だけをあげ、慌てて構い過ぎてはいけない。



先延ばしを避ける


先延ばしを避ける、ちょっとした習慣 …時間は無限にあるわけではない。出来ることから取りかかる習慣を… 直に出来ることは先延ばしにしない、ちょっとした細かい作業から実行していく。 「のろま」と言われる人たちは、時間に対する感覚がルーズ。「残業すれば何とかなる」「徹夜すれば何とかなる」などと考えがち。


時間の使い方にメリハリをつける


時間の使い方にメリハリをつける …好きなことを我慢せず、自分への「ご褒美」にし、仕事の能率を上げる…  受験生だからと言って禁欲的にならずに、適度にリフレッシュしながら受験を乗り切る。ダラダラと勉強づけになっているよりも、あれこれ工夫して勉強の能率を上げる。「好きなことが出来ない」と思いながらダラダラ勉強していると、精神衛生上もあまりよくないので、好きなことをやる時間を作るつもりで能率を上げる。


言い訳をしない


のろま脱却のためには、アレコレ言い訳をしない。

「のろま」でなくなる習慣術(行動療法的アプローチ)

  1. やるべきことを先延ばしにしない習慣をつける

  2. スケジュールは、時間でなく量で立てる

  3. 「決めた時間が来たら必ず始める」習慣をつける

  4. 先延ばしにする自分に対しては、きちんと罰を与える

  5. 上手くいったと時は、きちんと自分に賞を与える

今日から何かを始める時は、準備が途中でも今日から始める。

罰は「自分が罰せられている」感覚があれば、内容は何でもよい。



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