「一度や二度の失敗で安易に流される者は、いつまでたっても大したことはできない。腰を据えて基本を勉強することから始めよ。全精魂を打ち込み、一歩一歩前進すれば、道はきっと開ける。」
「情熱はすべての困難を克服する。」
明確な方針と目標をたてる。
「必要とされること」を「本番まできちんと」準備する。
必要な情報を収集する。
必要とされる受験対策を取り入れて実行する。
私立医学部入試は二次の小論文・面接の対策をする。
医学部合格に大切なことは?
医学部受験挑戦!大切なことは?
大学受験最高峰の医学部受験は、高い学力レベルと強い精神力が求められる過酷な闘いです。例えば、国公立大学の医学部は偏差値66以上あり、トップレベルともなると75を超えています。この闘いを制し、医学部合格を掴むためには何が必要でしょうか?必要なことは山ほどありますが、特に大切なことを以下に示していきます。
受験大学決定
何のために医学部を目指すのかを明確にする
医学部受験はレベルが高く、相当の努力が必要です。明確な目標がなければ、成績が伸びない時や不合格となった時に途中で挫折してしまいます。そのため、医学部を目指す理由を常に心に留めておくことが大切です。
偏差値だけで受験大学を決定しないこと
偏差値があまり高くなく、受かりやすいからという理由で大学を決めないことが大切です。卒業後の進路選択の幅や授業料等も考慮し、自分の納得いく大学を見つけて下さい。
受験計画
受験までに勉強に使える時間を計算する
何が得意で何が苦手なのかを明確にし、各科目にあてる時間を決定する
自分が集中できる時間を知り、その時間を勉強にあてるようにする
「医学部に合格する」、「模試で良い成績をとる」等の大きな目標の他に、1日、1週間毎の小さな目標を設定し、達成した時の自分へのごほうびを決め、勉強に対するモチベーションを高める
一週間、一ヶ月、模試ごと等、立てた計画とその達成状況を照らし、適時計画を見直していく
睡眠時間は十分に確保する
勉強方法
勉強方法を確立させる
目標達成のために努力し続けることは大切ですが、間違った勉強方法で勉強していては意味がありません。努力しているのに、なかなか成績が伸びないという状況に陥ってしまいます。それを避けるためには、医学部に合格した方やプロの教える勉強方法等を参考に、勉強方法を確立させることが必要です。
全科目の基礎学力をつける!
突然ですが、根っこがしっかりはっていない木はいずれどうなりますか。栄養分をしっかり吸収できずいずれ枯れてしまうでしょう。あるいは地震等の衝撃で簡単に倒れてしまうでしょう。勉強も同じです。根っことなる基礎学力が十分についていないと、基本的な問題でも、ほんの少し出題の仕方をひねられると全く解けません。「何だこの問題!わけわからない・・・」と初めてみる問題にあわてふためき、ただひたすら冷汗をかくだけで何も解けません。そのような状況に陥らないために、基礎学力をつけることが大切なのです。土台がきちんとできていれば、ひねられた問題にも対応することができるし、初めてみる問題であっても、知識を総動員して立ち向かうことができます。とりわけ国公立大の医学部では、ほとんどセンター試験で90%以上の得点率を確保する必要があります。速くかつ正確に正解を判断する力が問われます。また、二次試験はほとんどが基本的な問題ではありますが、深い理解が求められます。この両方に対応する一番の近道こそ「基礎学力をつける」ことなのです。
数学を得意科目にする
医学部受験を考えている方は数学が得意な方も多くいるとは思います。ただ、中には、「あまり得意ではない(苦手だ)けど、努力してぜったい医学部に合格して医者になるんだ!」という強い志を持った方もいるでしょう。しかし、配点の高い数学を得意にしなければ、医学部合格は遠のくでしょう。数学は実力の差がそのまま点数に反映されやすく、得意な受験生との差が歴然となり、合格は難しくなります。
数学の問題を解けるのならば、間違いなく天才です(ごくまれにすごい方もいらっしゃいますが・・・)。しかし、私たちのほとんどは凡人なのです。センスなんて持ち合わせていません。だからこそ努力をすれば、苦手なものもあっという間に得意にすることができるのです。 そこで、数学を得意にするために、まずは苦手意識を払拭して下さい。自分はセンスがないから問題を解けないと思っていませんか。それはちがいます。最初からセンスがある人はいません。よく「数学は暗記」といわれます。まさに暗記が得意科目にするカギです。ただ単に公式を覚えろという話ではありません。よく公式を覚える際の例題があります。あのような基本的な問題を繰り返し解き、身につけて下さい。そしてもう少し上のレベルの問題も繰り返し解いていく・・・このように繰り返していくうちに、自然とパターンを身につけることができ、少しひねった、あるいは見たことのない問題にも対応できるようになり、得意科目として誇れるようになるはずです。
センター試験対策…とにかく量をこなす
医学部合格のためには、センター試験で90%以上の得点率を確保することが大切です。そのため、センター試験でミスはできません。ミスを最低限に抑えるために、もちろん全科目の土台ができていることは大前提ですが、センター試験の性質を知る必要があります。あまりセンター試験の過去問等を解かないうちから、「なんで引っかかるのかな。センター苦手だな・・・」と思い悩まないで下さい。過去問等を多く解き、繰り返していくうちに、センター試験の性質が見え、自信を持って本番に臨めるようになるはずです。
本番
前の日は十分な睡眠をとる
寝不足だと頭がボーッとしたり、体力的にもきつくなります。前の日にぐっすり眠るためにも、「もうやるだけのことはやった」と自信が持てるように日頃から努力しましょう。
過ぎたことは気にせず目の前にあることに集中する
試験が終了した教科について、「ミスしてしまった・・・」「あの時もう少し勉強していればあの問題は解けたのに・・・」「周りの人が言っていることと自分の答えがちがう、まちがったのかな・・・」などと後悔しても、終わってしまったことなのですから意味がありませんし、精神的に追い詰められると次からの教科にも支障が出てしまいます。次からの教科に集中することが大切です。
深呼吸する
解けない問題があり焦ると、頭が真っ白になることがよくあります。そういう時には、1度深呼吸をして落ち着きましょう。そして、その問題を飛ばすかもう1度解き直すか等の対応をしていきましょう。
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