• 予備校塾 仙台文理

中高生のための医学部受験対策

1.質の高い効率的勉強法

勉強の能率が悪いと、勉強時間が長いわりに勉強内容が頭に入っておらず覚えられないということになります。運動する時間もないので全身の血行が悪くなり、脳の血液循環も悪化します。 ストレス解消法を持っていないので、勉強をすればするほどストレスが溜まるという悪循環に陥ります。効率的な勉強ができれば、勉強時間を減らせるので好きなことに時間を使うことが出来るので、脳をリフレッシュし、ストレス解消にもなる好循環になります。


[効率的勉強法のポンント]

第1段階.やる気をもって勉強に取り組めるか

やる気がなければ、勉強内容を吸収できませんので、「やる気」「意欲」「モチベーション」が必要です。勉強をする環境的には、常に目に入るところに、教科書やテキスト、受験参考書、虎の巻、過去問などを置いておくことが、いつでも勉強を始められる方法の秘訣であり、やる気を出すコツです。仕方がないから勉強するのではなく、自分から進んで気持ちよく勉強に取り組んだ時には、脳はマックスになり、思考力、集中力、理解力、記憶力が最大に高まった状態で、学習に取り組めます。

第2段階.最高の脳の状態を保って勉強できるか

人間の脳はせいぜい60分~90分程度しか集中力を発揮できないと言われています。レム睡眠とノンレム睡眠のセットは90分単位になっているといますので、それ以上続けて勉強しても集中力が落ちてきます。個人差がありますが、3分~10分位の休憩時間を入れてスケジュールを組みましょう。休憩は単に休むだけでなく、疲れた脳を癒し、次の勉強のために向けて英気を養う時間帯となります。この休憩によって記憶したことが多少整理されるので、可能なら、休憩は30~60分以上取った方がいいと思える人もおります。

3.その他の事項.勉強の環境も効率に影響する。

整理整頓などで体を動かしているうちに、ドーパミンが分泌され、脳が興奮してきて、勉強モードになったりすることもあります。

■注意すべき点は、栄養不足と睡眠不足

朝食も食べず、ブドウ糖不足では、脳に栄養が行かず頭の回転が鈍り、効率的な勉強とはなりません。睡眠不測の時は集中できず文章を読んでも頭に入ってこない状態になり、何度も同じ箇所を読んだりしますのでこれも睡眠を削ってまで猛勉強することは間違いです。睡眠中に、脳の中で記憶が整理され、重要な記憶が長期記憶へと移し替えられますが、寝ないで勉強すると、この作業が滞るので記憶されにくくなりますので、出来るだけ早い時間帯に勉強は済ませ、夜は早めに寝て十分な睡眠時間を散りましょう。深い睡眠をしっかりとることが、効率的な勉強の極意でもあります。


■やる気が出ない理由が、栄養事情の場合

食事できちんと炭水化物を摂っていても、ビタミンB1が足りないと、脳が働かないので、勉強のやる気が出てきません。普通に食事を摂っていればビタミンB1が不足すること無いのですが、スナック菓子やカップラーメン、ファーストフード、清涼飲料水ばかり食していると、ビタミンB1を大量に消費しますので、脳がエネルギー不足になる危険があります。全身の倦怠感、食欲不振、足のむくみやしびれの症状になります。インスタント食品中心の生活をしている人はビタミンB1が不足予備軍です。中高生は沢山お菓子を食べても太らないのは、基礎代謝が高いからです。















2.勉強時間を短縮するには、勉強時間を決める

■勉強時間を短縮する

予備校に通学していると、聴講しているだけで勉強したような気分になるのが、だらけがちになるので気をつけなければならないが、時間を区切ると、「締め切り効果」が働くので質の高い勉強が可能になります。

「締め切り効果」…テストなど時間制限があると、集中力、考察力、判断力等が最大限発揮されて普段以上に質の高い時間を過ごせるという心理的効果です。(が、3時間も試験時間があるとだらけてしまい集中力は発揮されないでしょう。)普段の受験勉強に応用するなら、自由に勉強する時間が5時間あったら、学習時間を3時間だけと決めて学習すれば、集中力と記憶力、理解力がアップします。5時間の内3時間だけにすれば2時間自由時間が生まれ、この2時間で脳をリフレッシュすれば、さらに明日へのバネとなるし、休憩を多めにとって次の勉強を開始してもよいのです。休憩時間に運動やストレッチ、遊びなどをしてストレス解消をすることこそが、長い受験勉強を生き抜いていくための、効率的で賢い勉強方法です。


■受験勉強で集中力を発揮するには?

「締め切り効果」:他のことには目もくれず、1時間なら1時間、時間を制限することで能力を一点に凝縮して集中出来るようになります。この時、脳波はシータ波となり、記憶を司る海馬が最大限能力を発揮して記憶しやすくなります。シータ波になれば、やる気が出てきて学習することが面白くなってくるので、ますます記憶力や集中力がアップし、どんどん勉強が進む好循環になります。逆に、考え事をしているベータ波の状態で勉強していても、なかなか記憶や理解が出来ないので勉強が嫌いになるという悪循環になります。締め切り効果(心理効果)は、試験前の勉強やあと何日しかないなど期限が近くなると、必然的に集中力やや思考力が高まりします。「適度な緊張感」が、感情と本能の元である偏桃体を活性化し、海馬のLTP(長期増強)が促進され、記憶力や集中力がアップします。色々考えながらダラダラと3時間哉5時間、10時間と勉強するよりも集中力を発揮した方が、効率的な勉強が可能になります。長時間続けるのが苦手な人は、例え30分でも最大限の能力を集中させれば、かなり質の高い、内容の濃い勉強となります。

■睡眠は記憶を整理し定着させる大切な時間帯

制限時間を設定していないと、睡眠時間を削って深夜まで勉強しがちですが集中力は低下していまいますので効率的ではありません。睡眠は、記憶を整理し定着させる等の大切な時間です。

中学生や高校生は成長期で体がつくられる時期です。十分な睡眠をとらないと、体の骨格や伸長が抑制されます。社会人の睡眠不足は、血糖値や血圧を上げ、肥満(メタボリックシンドローム)や生活習慣病の原因になる危険性があります。睡眠を削って健康を害してしまっては、何のための勉強かわかりません。勉強時間を決めて、夜は早めにたっぷりと眠ることです。

■睡眠は記憶の整理・定着に不可欠

睡眠と記憶は密接な関係にあります。睡眠は脳を休めるためのものであり、「記憶は脳に蓄える行為です。睡眠不足になり脳の疲れが取れなければ、記憶力も鈍り、重要事項が覚えられなくなります。受験勉強で「眠い目をこすって」深夜まで頑張るという行為は、とても効率が悪い勉強方法です。 どうしても頑張らなければならない時でも、短時間に集中するようにして、出来るだけ睡眠時間を確保した方が記憶しやすくなります。

脳の偏桃体が重要と判断した知識が、海馬により「重要なもの」として選り分けられ、その後側頭葉などへ長期記憶として蓄えられます。短期記憶から長期記憶への変換は睡眠中に行われるので、一夜漬けや徹夜が連続の人は、全然記憶できないことになります。勉強は積み重ねです。学校の成績も偏差値も、模試の判定結果も、いつまでたってもよくなりません。合格したいなら、勉強を早めに済ませて、十分な睡眠をとりましょう。

夜の睡眠が浅い場合、睡眠時間が少ない場合は、レム睡眠が不足していると思われ、ノンレム睡眠は短くなり、比較的早くレム睡眠に入ってきます。居眠りをして、直ぐ夢を見る人は、レム睡眠が短く全体の睡眠時間が短いという危険信号です。勉強効率がアップしない人は、発想の転換をして、勉強時間を延ばすより、睡眠時間を伸ばしてみるのもいいかもしれません。

□面白い授業、面白くない授業

面白くない・つまらない授業、外部から入る情報が「単調」になり、脳が反応しなくなります。加えて、先生のしゃべり方が「催眠術」のように穏やかだったら、ますます脳は活動を低下させ、眠気が出てきます。そんな時は、立ったりして、運動して筋肉を動かすと、全身の血行が良くなり脳の血行もよくなります。授業中はできませんので、アイソメトリスク(静的運動)のように、静止した筋トレで、筋肉から刺激が脳に伝わり、授業中の眠気を吹き飛ばしてくれますのでとても有効です。


3.やる気を出す方法

中3や高3になっても受験勉強のやる気が出ないという場合、自分の目標や夢として落とし込んでいないことが原因として考えられます。将来の進路や夢がない行動の原動力は湧いてくるはずがありません。日々の受験勉強は、地味であり、自分との孤独な戦いです。スポーツ等の練習でも、試合の華々しさに比べると、毎日の練習はとても単調で地味ですので、マンネリ化しがちになり、やる気が失せてくる可能性があります。

■やる気を出すには、先ず「学習を習慣づける」こと

毎日、短時間でも必ず机に向かう習慣のある人は、1日でも勉強しない日があると、なんだか気持ちが悪くスッキリしないので、勉強したくてうずうずしてきます。これは勉強のやる気が、潜在意識のレべルで湧き上がるため、意識の力をさほど必要としません。脳科学的に言うと、脳内に神経線維の太いパイプが形成され、そこに電気信号が流れないと、変な感じ化するからで、ちょっとした依存症になっていますが、勉強の依存症は大いに歓迎すべきことです。勉強でやる気の出ない人は、1日おきとか2日おきに勉強するのでなく、習慣化することです。初めこそ、意識力(自分との戦い)が必要ですが、1ヵ月もすれば、無意識のうちに自然に勉強できるようになります。どんなに落ち込んでいても、どんなにテストで悪い点数をとっても、自然と机に向かう様になります。 どんな環境状況であれ、脳内にできた太い神経回路に電流を流したくなるので、先ずは「毎日の勉強」を目標にし、勉強時間はあまり気にしないことです。「勉強量」は後からついてきます。

■1か月間は自分との戦いが必要

やる気を出してから勉強するのでは何時まで経っても始まりませんので、学習しているうちに、自然とモチベーションはアップしてきくるものです。始めるのが嫌であっても、実際に始めると、思いの他熱中していたという経験がだれにでもあると思います。学校に行くのが嫌だと思っていても、実際に行ってみると面白かったりします。このような心理作用は作業興奮と言われ、脳内にある側坐核が賦活することで、やる気や意欲、モチベーションが生み出されますので、「まず行動ありき」です。「まずやる気ありき」は理想ですが、受験勉強でやる気が出ない人は先ず「勉強行動」を起こして下さい。 色々な勉強方法やノウハウ、記憶術、暗記法がありますが、先ずは開始しないことには何も始まりません。水泳なら、とりあえず水の中に入ってしまうことです。5分位のつもりで始めても、やっているうちに脳が活性化して、だんだん頭の回転が早まりのめり込んでいきます。そうすると集中力や思考力はさらに高まり、気づいた時には1時間~2時間、勉強していたということもあります。

■やる気を出すのに形から入る方法

新しい虎の巻、参考書や過去問を買って、これを1冊マスターすると決めます。環境を変えることで、やる気や意欲は新たに湧いてくることもあります。三日坊主になる可能性があるが、地道な努力は覚悟して下さい。「まず勉強ありき」を思い出して下さい。

■中学生で勉強のやる気が出ない場合

小学生から英語が加わり、中学になるとさらに地歴、公民、数学、古文、漢文など難しい科目も学習しければなりません。小学校にはなか中間テストや期末テストなどなど。まだ遊びたいという気持ちに加え、勉強の中身も数段難しくなり勉強のやる気が出ないという生徒も出てきます。そんな時の対策としては、ムリに覚えようとせず、教科書中心の勉強を行い、何度も読み込むようにします。小説を読むように教科書を何度も読む習慣をつけましょう。概略理解を主体とした勉強に切り替えていけば、臨界期の移行期である中学生でも、勉強に意欲を持てるようになるので、高校受験のやる気にもつながります。一度でも学習のモチベーションを高める方法をマスターしておけば、将来の受験にも役立ちます。勉強の面白さ、楽しさを味わえば、やがて社会人になってからも資格試験などの合格の道へと繋がります。


■英語の勉強でやる気を出すには

英文法や英単語ばかりを目にしていると、無味乾燥で、面白みに欠けます。そんな時は好きな映画を字幕付きで観てみましょう。慣れてきたら字幕なしで観れば、英語や英会話が面白くなってくるはずです。

やる気が出ない時でも、ヒヤリングで音声を流しておけば、自然と耳から情報が入ってくるのがいい点です。その他の勉強でも講義の音声をipodやicレコーダーに入れておけば、モチベーションが低下している時でも、聴いているうちに、だんだん勉強のやる気が出てきます。やる気がない時は、いきなり読込みから入るのではなく、音声➡読みの流れもありです。作業興奮という観点からは音声➡過去問➡読み(リーディング)という流れも一つの方法です。



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