TOEIC基礎知識編
1.TOEICテスト=「英語力+情報処理能力」「英語圏で日常生活を行なえるか」「英語を使って日常業務を行なえるか」といった、英語のコミュニケーション能力を測定するマークシート方式のテストで、36秒で1問の問題を解く(2時間で200問)「情報処理能力」が求められる。
2.米国の世界最大のテスト開発機関が作成問題作成の専門家には、英語の母語話者、教師経験者、海外居住経験等の条件があり、日本での運営は、(財)国際ビジネスコミュニケーション協会。
3.TOEICテストの4種類(一般のTOEICテストは、1.公開テストと2.IPテストを指す)
TOEIC公開テスト
IPテスト形式・・・形式・問題数・解答時間に違いは無い
TOEIC SWテスト・・・スピーキングテスト/ライティングテスト
TOEIC Bridgeテスト・・・TOEICよりもやさしい初中級者向け
4.TOEICテストの受験者は大学生や社会人が中心
年に170万にが受験。近年、有名企業が多く、就職のエントリーの条件としてTOEICのハイスコアを求めており、中には、703点という条件を出す企業もあるが、韓国では900点もザラにある。企業が出すハイスコアは、あくまでも努力値なので、「そのスコアに向けて努力できる学生を取りたい」というメーセージが多い。
5.公開テストのスコア平均は、約580点
英語力に変化が無い限り、何回受験しても変動が少ないのがTOEICテストの特徴である。
6.テストの構成(リスニング・セクション45分100問 + リーディング・セクション75分100問)990点満点
レベル:問題の難易度★・・・・スコア470点レベルの問題
★★・・・スコア600点レベルの問題
★★★・・スコア730点レベルの問題
リスニング・セクション45分100問 4∼495点(45分)
Part 1 写真描写問題10問 ★
Part 2 応答用問題 30問 ★★
Part 3 会話問題 30問 ★★
Part 4 説明文問題 30問 ★★★リーディング・セクション75分100問 4∼495点(75分)Part 5 短文穴埋め問題40問 ★★
Part 6 長文穴埋め問題12問 ★★
Part 7 読解問題 48問 ★★★
7.過去のTOEIC問題が再利用される公平性を保つため、過去に出題された一部の問題(約4割)が再利用される
TOEICテストを知る応用編
1.問題用紙は、回収される
カンニングや試験問題の漏洩防止のため、問題用紙は回収されるし、問題や解答も非公開なので答え合わせも出来ない。
2.解答用紙以外への書き込みは禁止テスト中に問題用紙へメモを取ったり、書き込んだりすることも禁止。
3.結果は約1ヵ月後の郵送申込み時に「テスト結果インターネット表示」を「利用する」にチェックを入れれば、1週間速くネット上で確認できる。4.スコアの有効期限はないが、試験日から2年間就活等では、スコアは生ものなので、3ヶ月以内のスコアを提出するのが望ましい。
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