数学は最も理論的思考力を必要とす学問、「よく考える」ことがすべて。
数学の学習法(基本と心構え)
数学を得意にするには、考えるということ、「考えるということは、一つのものを頭の中で分解すること」に徹底的にこだわろう。完璧に身につける以外にない。 例えば、「数学がだめな人」は、ある問題の解き方考え方で10行くらいの説明文を小説を読だり漫画を読むような気持ちで、わからないまま全体をつらつら読んでいる人とです。 勉強は、1行読んで、1行の中に含む1つひとつの意味を考え、解かったら次に進むということ積み重なって、理解するという作業です。単語の意味が解からなければその単語の意味を考えます。 ・・眺めているだけではなく、1行が解かったら右端に○をつけて進み、解からない時は次に飛ばして進み、最後までわからない場合に×をつけて先生に聞くことです。
計算は縦に続けると、1行目と2行目、2行目と3行目のように直ぐに見比べられる。 計算問題の確認もスムーズになりますし、ケアレスミスも防げます。
問題を解くのは、カンを使って答えを出すことが目的ではありません。 練習問題をやるのは、問題を材料として思考能力を高めることが目的です。 計算問題では、途中の計算をきちんと書き、関数や図形の問題ではグラフや図形をきちんと書く。図形はしっかり図を書いて計算は整然と省略しないで書きます。 計算の一つひとつに言葉による説明をつけてください。例えば:「この問題は( )の前にマイナスがあるから、( )の中の式の符号が変わる」
わかる問題もきちんと計算式を書き言葉で意味や説明をすると、さらに記憶力良くがなります。きちんと書くことで、図形も関数も、脳が働きその問題に親しんで図が完成する頃に集中して問題を考える準備が出来あがります。・・・(軽く考えないように!)
英語の「分割アサイメント方式」と同じく、一度にやろうとせずやるべきことを一つひとつ分解しながら答えを出すための準備に専念することです。 ※「分割アサイメント方式」=「割り当て方式」(解かり易い範囲や個数、ページに分けて)
正解がでても、何故そうなるのかを「言葉」を使って説明できなければ本当に出来たことにはならない。 計算問題で全部出来るのは、似たような練習問題をたくさんやっている場合、その解き方に慣れて正解しているだけです。カンや勢いで解いてきた人は、入試本番で思い出せません。
解からなければなんでも聞くと大抵先生に嫌われる。
数学は人に教えてもらう機会が一番多い科目です。質問する時は自分で出来る限りの手を尽くしてから質問しよう。思考能力も磨かれ先生も気分良く教えてくれます。
漠然とした質問が出来ない人と、しっかり的を絞った質問できる人の違いは、しっかりしした質問が出来る人は、解説の1行1行をしっかり考え(物事を分解し)て質問しています。
公立高校の合格は、5教科の合計点で決まるのに「先ず苦手科目をなくす」ことは、良いの?悪いの?
得意科目で得点を稼ぎ目標点を取れば合格なのに・・・例えば、真面目過ぎて苦手科目の数学で失敗する人の多くは、解からないのが不安で「何とかしなくてはいけない」ともがき多くの時間を取られる割には成績に反映されず落ちる。
合格のための目標点を決め、得意科目で点を稼ぐ方針を迷わず決める。数学が苦手な場合、60点を取る勉強に徹し、基本問題と標準レベル問題で必ず60点を取ればいいの訳で、得意科目を伸ばす方に時間を使うほうが合格できます。 得意な教科、分野で確実に得点できるようにし、最後に余裕を持って苦手科目に取り組む。
文章問題が出来ると合格できるのか。克服しても大きなメリットはありません。(時間を無駄にしてしまう単元の代表格) 「方程式の文章問題」と「確率」。(後回しにする)
「方程式の文章問題」例えば、食塩水の濃度の問題。
「確率」の問題もほとんど関連性がありませんので非効率的です。
数学の各単元はほとんどがお互いに関連性があります。ある単元を完璧に勉強すると、他の単元にも関連性があるので、そちらも自動的(相乗効果が出てくる)に強くなります。
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