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本番に勝つには「己を知り、敵を知る!」

  • ishikawa59
  • 2025年11月28日
  • 読了時間: 9分

敵は己にあり、「自分との戦い」に勝った者が受験を制する!

初めに…本番に弱い人をなくすために・・・



学校の先生には「志望校の○○高校は大丈夫です」と言われ、模擬試験でも「○○高校はAやB判定」で合格の確立が高いのに本番になると実力が発揮できず落ちてしまう人がいる。


 大学受験でも11月のセンター模試や12月のセンタープレテスト893/950点(94%)でもA判定なのに、実際のセンター試験…447/950点、しかも○○を失敗した。とかではなく全科目平均して悪いのです。いつもライバルと一位二位を争っていたのに、なんかやりきれなくなり、この1年間の努力はなんだったんだろうか。


本番に弱い原因はなんなのだろうか、本番に強くなる方法はないのだろうか?という疑問に対応しようとするのである。何故、人は本番でいつも通りの実力を発揮できた者や持てる力の120%発揮して逆転合格できた者もいるのに、逆にいつもの実力の50–60%も発揮できない者との違いは何なのかを、明確にすることで、試験当日の


①不安 ②重圧 ③緊張 ④焦り ⑤アガリ ⑥恐怖 ⑦パニック


などをどのようにして克服すればいいのか。また、どんなやり方で直前期の勉強を加速させ、さらなる実力アップを図ればいいのか。本番にいつもの実力を発揮できない根本的問題は、“無知”から起こっていることが殆どである。“敵を知り己を知れば百戦百勝危うからず”となる。本番で実力を発揮できなくしている敵の正体を知り、敵の弱点を知れば、勝つべき相手と戦い“百戦百勝”も可能となると、孫子は言っている。要は自分を知り、敵を知り、敵を無力化するために、細かい場面や状況を想定し対処すればいいのである。


 「思い込み力」「切り替え力」などから、緊張や焦りを克服する方法を自分のものとし、「脳の活性化力」で勉強効率を最大限に高めることができれば、誰でも受験に勝つことができる。


試験に強くなるための7つの作戦


人は、出来ると思い始めたとき、実に並外れた能力を発揮する。


人は、自分の力を信じるとき、成功の一番の秘訣を手にできる。


              ノーマン・ビンセント・ピール



受験本番に強い人・弱い人


  1. 本番に弱い人の特長

    • 「努力」を目的にしてしまう


      頑張ることそのものや努力を目的にするため、非効率な作業や勉強をしてしまう人。

    • イレギュラーな出来事に対応できない


      優秀な人に多く、ハプニングやイレギュラーな出来事が起こると一瞬で頭が真っ白になってしまう人で、例えば、忘れものをしたり、会議の時間が早まったり、それだけで実力を発揮できなくなる。

    • 神経質で完璧主義


      完璧主義の人ほど本番に弱く、「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」となり結局本番までに必要な準備が終わらなかったり、「失敗したらどうしよう」という過剰な心配により余計に失敗を誘導してしまう。

    • 自分を実力以上に見せようとする


      人の目を気にしすぎる人も本番に弱く、ノートをきれいにまとめたり、難しそうな本を皆の前で読んでみたり、「実力がありそうに見せる」ことが目的になり、肝心の実力がついてこない状態である。


      また、試験やプレゼンなどで、いざ実力が露呈する機会になると「実力以上のものを発揮しよう」と躍起になるので、余計な緊張をしてしまう。

  2. 本番に強い人の特長

    • 時間にルーズ


      本番に強い人は時間にルーズな人が多く、普段から「時間がないという緊張状態の中でもどうにかする」ということになれているので、本番の緊張にも強くなる。

    • オンとオフの切り替えがうまい


      程よい緊張感は大切だが、四六時中緊張したりプレッシャーを感じている状態では意味がなく、本当は緊張しないといけない時に集中力が途切れてしまうことがある。緊張しないといけない時は緊張し、リラックスする時はリラックスすることができる人は本番には強い。

    • どんなやり方であり結果にこだわる


      本番に強い人は「本番」や「結果」に重きを置いているので、どんなやり方であれ、結果をだそうとする。何週間も前から試験のためにノートをまとめている人よりも、前日に殴り書きでもいいので必死に要点だけ暗記した人の方が成績が良かったりする。

    • パニックにならない


      実力を発揮する上で最も避けなければならないのは、パニックを起こすことで、パニックを起こすと自分を見失い、冷静な判断ができなくなる。例えば、受験で問題用紙を開いた瞬間にわからない問題が目に飛び込んできてパニックになり、その他の問題も解けなくなったりすることはよくあることである。

    • イメトレをする


      本番前にイメトレする人は本番に強いそうである。緊張している自分なども含めて本番の成功をできるだけ具体的想像すれば、いざという時も「想像した通りにやれば大丈夫」という自信から落ち着いて行動できる。

    • ゲン担ぎをする


      「毎朝同じメニューを食べる」「必ず右足から家を出る」「ラッキーカラーのものを身につける」などのようにゲン担ぎをする人も多いが、これはそのものの効果よりも、毎日同じことをすることで自分のリズムを取り戻しやすくなるし、「あの時これもやって成功したから大丈夫」という安心感を得ることができる。


本番に強い人

ここぞという時に力を出し尽くせる人間は自信を持っている人。

  1. 準備を入念にしている


    本番では自分を安心させることが最も大切である。また「これだけ準備したんだから大丈夫」と自信を持っている。

  2. 普段から意識的に緊張する時間を作りだしている


    緊張状態でもうまくやることが大切である。時間にルーズに行動して、待ち合わせ時間に遅れては意味がないので、「友達と待ち合わせに遅れるかもしれない」などの緊張状態を意識的に作ってみることで、緊張していても冷静な判断をすることに頭が慣れてくる。

  3. 作業をする時にタイマーをかけている


    「15分以内にこの服をたたみ終える」「30分以内にこのページを終わらせる」などの緊張状態で行う作業で緊張状態に強くなる。

  4. やれることを確実にやっている


    「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」とすべてをやろうと慌ててしまい、結局何も達成できないことがもっとも避けるべきことで、時間がないならばないなりに、実力が足りないと思うならば足りないなりに、やらなければいけないことを確実にこなしている。

  5. 分の実力を客観的に知り、得点できるところだけを確実に得点している。


    全部は解けない。特に早慶上智は難易度が非常に高く(奇問・悪問を含め)、長年受験指導をしている者でも満点は取れない。各予備校で発表の解答例でも割れている。

  6. 自分の実力をはっきりと知っている


    過去数年分の過去問を解いて判断する。直前期に過去問を数年分解いて一度もボーダーを超えないようなら実力での合格は困難である。希望的観測は力みと焦りの元になるので、運を天に任せて気楽に受けた方がまだ可能性がある。

  7. 安心して失点している


    わからない問題は安心して失点する。いつも通りやればいつも通りの結果になる。


本番に弱い人の心理

行動できない人の心理学から自立とは、自分が自分の主人となること。“自分が自分の主人になれていないから外からの影響で感情が混乱するのだ”…「徒然草」の一説に同じようなことが書かれている…

「我等が心に、念々のほしきままに来たり浮かぶも心といふもののなきにあらん。


心に主あらましかば、胸の中に、そこばくのことは入り来たらざらまし」


[訳]我々の心に様々な想念が自由に入ってきて浮かぶものも、われわれ自身に主体的な心というものがないからだろうか。もし心に主人があるとしたならば、胸の中にこれほど多くのことは入ってこないだろうに。

ここぞという時に力を出し尽くせる人間は自信を持っている人である。


見栄を張ることで自信が失われ、自信が失われると見栄を張る…という悪循環を生む。第1に自分で自分を支えられない、つまり自分が自分を信頼していないので、外からの何らかの影響でたちまち感情が混乱してしまう。傾向として、成績が良かったら有頂天になり、ちょっと悪かったら絶望的な気持ちになる。


本番に弱い人

「心理的側面」から

  1. ちょっとしたことで感情が乱される。

  2. 自意識が強い人は感情を制御しようとする働きが強く、感情を無理に抑えようとすればするほどその感情が強まってしまい、思考が乱れてしまう。


「学習的側面」から

  1. 基礎が甘いと、出題分野次第で得点がぶれるため本番で失敗しやすい。

  2. 自習の回数を重ねるごとに「勉強しなければならない範囲」を広げている。


    対策→「間違った問題だけやり直す。量が多い場合は、その中で最も重要なもの3つだけに絞って毎日通学時間や寝る前に見てから寝る。但し、毎日継続すること。何度も同じ問題をやり直しているうちに、だんだんできる(解ける)ようになる問題が増えていき、出来ない問題が減ってくるので、本番が近づいてくると勉強範囲を絞りこんでいけるので「上手な勉強法」となる。


    ☆全部やり直さなくても大丈夫な理由


    「上手な勉強法」は、本番が近づいてくると勉強する範囲を絞り込んでいくこと。 本番に弱い人


    あれもやっていない!これもやっていない!系の人で、不安だけが増大しますので、試験直前になっても勉強しなければならない範囲を絞ることができず、実現不可能な膨大な内容を自分に課している。


     着席して試験が始まる直前の数分も分厚いテキストのページを必死にめくり・・・ 血走った目で参考書の文字を追いかける・・・


    (この時の精神状態は完全にパニクッている>)


    対策→「締切効果」を利用する。


    テスト前には「やること」を増やさず、むしろ、前日や直前期には「やることを絞る」練習をしておくと、「あれもこれもやっていない病」を回避でき、より良い精神状態で、試験を迎えることができる。


     模試では、ヤマをかけいかに確実な知識を増やすかの練習をすると2–3点は、点数がアップする。

  3. 真面目に頑張っているのに結果が出ない人は、勉強のやり方に問題があるケースが殆どで、結果が出ないのに同じやり方を繰り返しやっている。


    このタイプは新しいことをやっていくのが苦手で、同じことを繰り返しやっていく事が落ち着くし得意だが、やっていないことに出くわすと慌ててしまい、ミスをする。


    対策→勉強を「2つのステップ」に分けて考える。

    1. 今まで通り、身につけるために繰り返しやる。

    2. 本番に備えるためのステップを入れる。


      例:問題集は1番から順番にだんだん難しくなっていくパターンが多く、前の問題がヒントになり、難しい問題でもなんとか解けることがある。


      例:全ての範囲の(1)だけをやるとか、その単元の一番難しい問題だけを解いていくなどの工夫が必要である。


      例:市販の模擬テストを購入したり、問題を逆から解いてみる


      頭から必要な内容を引き出すことを身につけることが大切となる。

  4. 失敗(失点)を考慮に入れてトータル点数を意識していない人は本番に弱いどの科目でも満点は狙えないことから、本番に弱い人は神経質で完璧主義者である傾向があり、一つの失敗でも気が動転し実力を発揮できていない。

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©︎Sendai Bunri

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