
栄冠は規則正しい生活から
寝たいだけ寝て、遊びたいだけ遊び、それで合格するなら誰も浪人はしない!
「生活は陶冶(トウヤ)する」と言ったのは、教育学の理論家・実践家であったスイス人・ペスタロッジです。
「天武の才能・性格を円満完全に発達させるのは“生活”である」と言っています。不規則で勝手気ままな人間は怠け者である。」と指摘しています。
「困難に立ち向かい努力し理想を実現しようと厳しい生活態度を自らに課す者は、その生活を通して性格は練られ才能は開花する」という教育実践論です。
学力を向上させ目標の大学・学部への合格ラインを突破するためには、勉強方法も正しくなければなりません。十分な学習時間に加え授業にどれだけ集中し、授業内容を完全に理解できるかも大切です。注意力・思考力などの知能も欠かせません。心も体もともに健康でなければなりません。
何よりも重要なことは、決められた時間にきちんと食事をし十分な睡眠をとり適度な運動をしながら欠席しない、遅刻しない、早退しない、自宅等で真剣に学習する姿勢にかかっています。
勉強の「むり・むら・むだ」の徹底的な排除
勉強の無理3つとは?
健康を害するまで勉強しないこと。睡眠時間を削ってまで勉強しないこと。 どんなことがあっても“塾睡眠”で6時間以上とること。限られた時間内でどのように有効活用するかが合否の“決め手”です。1日5時間以下の睡眠では慢性の睡眠不足となり、注意力・集中力・持続力を弱め根気を失わせます。(寝過ぎも同じような状態になりますので注意)体調を崩し倦怠感を招き不安や心配、悩みにつながりやすくなり消極的になりやすくなります。
学力差を無視して頑張らせること。 あまりにも学力差があった場合脳は全く反応しません。高校1年生程度の学力の持ち主にいきなり大学入試レベルの問題や大学側から見た基礎レベル(センター試験や短大の試験)を教えたり、受講したり、自ら取り組んだりしてはいけません。高校1・2・3年と基本・基礎・応用・実戦レベルと段階を経て教えたり、学ぶことが鉄則です。
焦りから前に進もうとするあまり基礎力も出来ていないのに、程度の高い問題に取り組むこと。 受験勉強というと応用問題に重点をおきがちで、「やなない」と不安になったり、「わからない」と飛ばして先に進もうとしますが、部分部分手抜きが起こり効果が少ないことが多いのもです。一歩一歩「やりぬいた!」という満足感が得られるまで勉強すること。「一日一日の充実感が明日の“やる気”になり力強い牽引力になる。」
むらのある勉強とは? 気が向くと徹夜してでも勉強しますが、向かないとあまり勉強しない。計画性のないす規則な生活の中での勉強を言います。このようにムラのある勉強では能率・効果の点で大きな差となって出てきます。毎日決まった時間帯に決まった時間だけ勉強していると月・火・水・・・と次第に調子が出てきて、同じ時間でもずっと充実し、短時間で多くの内容が消化でき、勉強がリズムに乗って楽しくなり、全く苦痛を感じなくなり、より意欲的に「“のった”状態で勉強が出来るようになります。」“のった”状態で勉強すると集中度が高くなり、勉強が楽しく面白くなり能率が上がり効果は5倍にも10倍にもなります。 ***「明日はどうでも、今日一日だけは予定通りやり遂げよう!今日だけは。」と言い聞かせる***
無駄な勉強とは? 大学受験に不必要な科目と範囲以外の勉強を言います。カリキュラムの範囲を完全に理解し完璧に覚え、応用力・実戦力を身につけることです。自分勝手な面の出てくる生徒は、学力は向上しますが大きく伸びません。最良の教授法・学習法を考え全員の合格を果たすための工夫がふんだんにあり“ムダ”がありません。優秀だが“素直でない”生徒は指示した範囲を逸脱して勉強することが多いようです。 英単語で言えば、入試単語以外の単語を覚えようと頑張ります。やはり、易しい基礎を疎かにして難しい応用ばかりに集中するのも“ムダ”です。 規則正しい生活が保てるかどうかが学力に大きな影響を与えています。授業をサボったり、遅刻したり、途中で帰ったり、スランプだからといって2・3日休んだり・・・・ このようなことが重なると、生活のリズムが崩れて知らず知らずの内に学習に穴が開き他の生徒と差がついてしまいます。弱い心が生じた時は、皆が一心不乱に勉強している雰囲気に接しただけでも克服するのに効果があります。また、そのような意味でも講習会への参加は、モチベーションに維持に不可欠です。
朝型と夜型 生活のスタイルがまるで対照的で、睡眠の質の違いが現れます。体内時計との関係では、体温は午後から夜にかけて高くなり、寝ている間に低くなり朝方に最低になります。徹夜や夜更かしが日常的になると、体温のリズムに反して起きていることになり時間がずれてしまうので熟眠のタイミングを失ってしまうことになります。
Comments