脳科学から覚えるには?
情報の90%は視覚から入り、記憶は「見る・聞く・書く・話す」の感覚器官を総動員するのが最も理想的!
素直な生徒はグングン伸びる!
塾の学習アドバイスには、謙虚に素直に聞き入れて下さい。 アドバイスにはこれまでのノウハウがぎっしり詰まっています。 素直でない受験生の塾での学習効果は半減し、大幅な学力アップは期待できません。「理」にかなう勉強法には素直に従うことです!
勉強は何故疲れる?
人間の脳の重さは体重の約2%で、消費エネルギーの25%は脳で消費されている!大半が大脳で消費され小脳では約10%消費される
塾での教科ごとの学習法
数学 ***数学は最も理論的思考力を必要とす学問、「よく考える」ことがすべて。*** 「絶対に身につけていないといけない」基本と心構え!1.数学を得意にするには、考えるということ、「考えるということは、一つのものを頭の中で分解すること」に塾では徹底的にこだわろう。完璧に身につける以外にない。例えば、「数学がだめな人」は、ある問題の解き方考え方で10行くらいの説明文を小説を読だり漫画を読むような気持ちで、わからないまま全体をつらつら読んでいる人とです。 勉強は、1行読んで、1行の中に含む1つひとつの意味を考え、解かったら次に進むということ積み重なって、理解するという作業です。単語の意味が解からなければその単語の意味を考えます。
・・眺めているだけではなく、1行が解かったら右端に○をつけて進み、解からない時は次に飛ばして進み、最後までわからない場合に×をつけて先生に聞くことです。2.計算は縦に続けると、1行目と2行目、2行目と3行目のように直ぐに見比べられる。・・・計算問題の確認もスムーズになりますし、ケアレスミスも防げます・・・3.問題を解くのは、カンを使って答えを出すことが目的ではありません。➥練習問題をやるのは、問題を材料として思考能力を高めることが目的です・・・
➥計算問題では、途中の計算をきちんと書き、関数や図形の問題ではグラフや図形をきちんと書く・・・
図形はしっかり図を書いて計算は整然と省略しないで書きます。 ➥計算の一つひとつに言葉による説明をつけてください。 例えば:「この問題は( )の前にマイナスがあるから、( )の中の式の符号が変わる」
➥わかる問題もきちんと計算式を書き言葉で意味や説明をすると、さらに記憶力が良くなります。きちんと書くことで、図形も関数も、脳が働きその問題に親しんで図が完成する頃に集中して問題を考える準備が塾で出来あがります。・・・(軽く考えないように!)
➥英語の「分割アサイメント方式」と同じく、一度にやろうとせずやるべきことを一つひとつ分解しながら答えを出すための準備に専念することです。・・・
※「分割アサイメント方式」=「割り当て方式」(解かり易い範囲や個数、ページに分けて)
正解がでても、何故そうなるのかを「言葉」を使って説明できなければ本当に出来たことにはならない。➥計算問題で全部出来るのは、似たような練習問題をたくさんやっている場合、その解き方に慣れて正解しているだけです。カンや勢いで解いてきた人は、入試本番で思い出せません5.解からなければ塾でなんでも聞くと大抵先生に嫌われる。➥数学は人に教えてもらう機会が一番多い科目です。塾で質問する時は自分で出来る限りの手を尽くしてから質問しよう。思考能力も磨かれ塾の先生も気分良く教えてくれます。
➥塾で漠然とした質問が出来ない人と、しっかり的を絞った質問できる人の違いは、しっかりしした質問が出来る人は、解説の1行1行をしっかり考え(物事を分解し)て質問しています。
公立高校の合格は、5教科の合計点で決まるのに「先ず苦手科目をなくす」ことは、良いの?悪いの?➥得意科目で得点を稼ぎ目標点を取れば合格なのに・・・
例えば、真面目過ぎて苦手科目の数学で失敗する人の多くは、解からないのが不安で「何とかしなくてはいけない」ともがき多くの時間を取られる割には成績に反映されず落ちる。
➥塾で合格のための目標点を決め、得意科目で点を稼ぐ方針を迷わず決める・・・ 数学が苦手な場合、60点を取る勉強に徹し、基本問題と標準レベル問題で必ず60点を取ればいいの訳で、得意科目を伸ばす方に時間を使うほうが合格できます。 ⇒得意な教科、分野で確実に得点できるようにし、最後に余裕を持って苦手科目に取り組む
文章問題が出来ると合格できるのか。克服しても大きなメリットはありません。時間を無駄にしてしまう単元の代表格
「方程式の文章問題」と「確率」。(後回しにする)
「方程式の文章問題」例えば、食塩水の濃度の問題。
「確率」の問題もほとんど関連性がありませんので非効率的です。
数学の各単元はほとんどがお互いに関連性があります。ある単元を完璧に勉強すると、他の単元にも関連性があるので、そちらも自動的(相乗効果が出てくる)に強くなります。
国語
***国語は努力に比例して成績が上がる確率が一番低い科目***
・・・逆に他の科目は、やり方を直してコツを覚えれば成績向上の確率が高い科目・・・1.文章を読んで正確に理解するには、文章中の漢字が読めること。言葉の意味が解かること。先ず、一生懸命辞書を引くこと。
・・・国語が出来ない人・・・
第一関門
面倒くさがりやで怠け癖のあるタイプ 国語の勉強に辞書を引いて調べませんので、文章の意味を捉えることが出来ません。
真面目できちんとしているタイプ 辞書は調べるが、文章を考える意識がなく作業だけに集中してしまいます。調べた意味をノートに書き写すだけです。
2.文章は言葉の意味をを正確捉えて読むこと。次に想像力を働かせて読むことが必要。
文章で描写された場面を想像しながら読む。場所は何処で、そこにはどんな人がいて、今どんなことが行われているのか。そして書いた人はどんな人かという情景を想像して読むことです。
自分も文章中の場面に入って読むことです。 その場面に入って読まなければ、文章を書いた筆者の気持ち、登場人物の気持ちはわかりません。ある心の中に感情が沸きあがってくるには時間がかかるので場面や情景を想像することに時間をかけることが必要です。
3.日常生活の中で学んだことは、国語学習の中でも生かされます。塾だけでなく日常生活で常に人の気持ちや立場を考え、思いやりを持って行動することです。国語は、日頃の心がけやその人の性格などが勉強でも必ず現れる教科です。従って、短時間でそのような資質を身につけることは非常に困難です。
英語
1.文法が苦手な人は単に働き(ツール)が解からないだけ!※基本は動詞と名詞を知ること。強くなるには英文と日本文を見比べて法則を発見する気持ちで取り組むこと。塾で英語が苦手な人の特徴は、単語の意味が解かればそれでいいと思っていること。
先ず動詞と名詞の区別をマスターしよう。 例:「I play tennis.」:日本語では「私はテニスをします。」で英語では「私はします、テニスを」という語順になり、主語+動詞ということが決まっています。塾ではこんな些細なことを真剣に考えるだけです。 「説明がなければ解からない」「何処にも説明が書いていないので解からない」「教えてくれなければ解からない」ということでは、何時までたっても追いつけません。 ・・不合格になる人の第一位、「自分で物事を決められない」という考えから抜け出して!・・ ・・上手くいくコツは「解からないところは気にしないで解かるところに集中する」こと・・ (初めからすらすら上手くいくことはありえません。根気よくやり続けるとスピードも付きます)
前置詞と接続詞に強くなると、長文読解にも強くなります。
一番多く出てくる接続詞は、When Because If の3つです。
前置詞は「日本語では後ろに付くのに、英語では前に置くから前置詞」on in for with
<次が大事> 「There is a pen on the desk..」は「There is a pen」と「 on the desk」に分けることが出来ます。要するに出来ない人は、英文を何処で区切るかが解かっていません。 接続詞と前置詞が解かる人は、どんなに長い英文でも何処で区切るかが解かるので、細かく区切った部分の意味を一つひとつ考えて解かるようになります。
文法の学習時は、“もの”や“できごと”を言葉で説明できるということです。 ※一生懸命やっているのに成果が出ない人は、実は大事なところで手を抜いている人です。 <勉強の3大ハードル> 第1.「理解すること」、第2.「考えること」、第3.「説明できること」 例:「He plays tennis every day.」なら、主語は3人称だから必ず動詞には「s」がつく。 文法が出来るできないは、これだけの差です。 疑問文なら 「Dose he play tennis every day?」なら、「Dose」が付いて「plays」の「s」が取れる。 このように必ず頭の中で言葉にして焼き付ける習慣があるかないかの違いだけです。
2.入試問題につよくなる方法 ※リスニング対策をする前に、読み書きによる学習を充実させる必要があります。普段の生活で英語を聞き取って意味を捉えるのは難しいので、聞き取ったことを文字にして目に浮かべるようにする。
リスニングが弱いのではなく、英語そのものがまだ弱い。 ※読み書きがしっかり出来ているという仮定の上での学習方法> 「分割アサインメント方式」をリスニングでも活用する。
先ず、聞き取ることと、意味を捉えることに分けます。
最初は、意味が解からなくても「聞き取ることだけ」に専念し神経を集中させます。
次に、意味を捉えずに、先ず見ることに集中します。 (聞き取ることが得意ということは、耳から入った英文が頭の中で見えるということ。聞き取っ た英文を頭の中で想像することに集中することは、耳で聞くよりも目で見て理解する感覚の 方が優位だからです。耳が優位になるのは英語を母国語としている人たちです。)
英作文(=文法力)に強くなるには、もとの日本語を読んだ時に、どの文法が使われているかが直ぐに見抜けることが必要。(文法の説明がしっかり言えること) ・・・日本語を読む⇒使う文法を見抜く⇒文法の規則を思い出す⇒英文に直す・・・
意味だけなら文法が完全に解からなくても、使われている単語の意味が解かれば大体の意味は解かります。
英作文問題をなんとなくフィーリングで書ける人は、外国で何年も英語を使って生活した人でないと無理です。だから、理屈:文法の知識を固めて勝負するしかありません。
理科
1.神経加速伝達記憶想起法(マインドマップ)理社は記憶しなければならないこと(知識)が多いので勉強で負担が少ない右脳をフルに活用する ・・・理解するのにも、記憶するのにも、思い出すのにも大いに役立つ方法・・・ ※イメージ、色、形、地図、広さ大きさ、全体性など、右脳を使う要素を取り入れて右脳・左脳を上手く使う
メリット
重要ポイントが明確になる。
普段使わない右脳を使うことで頭全体が活性化し、重要ポイントを気づく力は発揮される。
何ページもの内容が1枚の紙にまとめられ、直前の見直しや日頃の復習にも大いに役立つ。
すべての教科で使えます。
つくる手順を厳守して!一つひとつの作業に集中して!
先ず、テーマを真ん中に書き、そのテーマに含まれる重要なキーワードのみを回りに書き込むことに集中します。その際、関連する内容のキーワードを近くに書き込みます。
➥テーマの中でキーワードを見逃していないかを確認し足りなければ追加します。 この時、全部の言葉の意味が解かるかどうか見直しをして解からなければ確認しておくこと。
➥重要語句を「しっかり覚えろよ」と言い聞かせるように○で囲みます。 人名:水色、重要な出来事:赤、政策や文化:オレンジと決めて色ペンに意味を持たせます。
➥仕上げは、関連する語句を、頭の中で一生懸命説明しながら線で結びます。 上手く説明が出来ない時はもう一度教科書、参考書、入試問題の解説等を読んで復習する。
よいマインドマップは
文字の大きさ、言葉の間隔などバランスが取れています。
重要語句は、色や飾りで強調するがお絵かきにならないように。
単純明快な出来上がりが一番「脳」をリラックスさせます。
あまり細かすぎると意味がありません。記憶の芯を作るのが目的ですので重要ポイントを明確に、簡潔に書くことが大切です。
2.書いただけでは無意味、マインドマップを最大限に生かすために!
見直す時は全体を見渡すこと。 ※「見直し➥忘れたところを発見➥復習」の繰り返しで効率的復習が可能になります。
枝の一本一本を丁寧に見直すこと。 ※一本の枝は一つの説明文です。キーワードの線の意味を推測し、省略された言葉を自分の頭で考え説明を言っていきます。この作業はすごく頭を使いますので記憶が強化されます。
見直す時は、別の紙を脇に置いて記憶の薄い言葉を3–5回位書きながら進めることです。 ※常に紙を用意して置き「練習が必要」と思ったら使えるようにしておく。
書き換えや書き足しでグレードアップを。 ※マインドマップは余白部分に書き足すことが出来るように、最初からあまり多くのことを書かないこと。 ※あまりびっしりになったら、「清書する」つもりで、書き直すことも復習になり効果的です。
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