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ishikawa59

マネしよう!結果が出せる人の勉強術(7)



今日の最善は、明日の最善ではない。常にベストな方法を模索し、逆境すら変えていくためのルール。


中級者11.自分を追い込んで結果を出せる人・出せない人


目標を掲げてさっそうと走り抜ける。「走り出してしまえば、なんとかなります。」その踏ん切りをつけるのが難しいだけ。


中級者12.困難をバネに出来る人・出来ない人。(困難に直面してこそ工夫する心が生まれる。)


納期にゆとりがあると、のんびりやるのでかえって時間がなくなったり、仕事の質が低下します。 ゆとりがあると起こる現象

  • すぐに取り掛かろうとする意欲がわかない。

  • 取り掛からない内に時間が過ぎてしまう。

  • 長く放置しておいた仕事には気力がわかない。

  • 結果として仕事に質が下がる。

※難易度の高い仕事を前にして、どうしたら達成できるかと考える人と、無理だと投げ出す人では仕事人として差が出る。



中級者13.走りながら考える力を養う。(「巧遅と拙速」どちらを選ぶか。)


「孫子」:「巧遅(上手だけれでも遅い)は拙速(早いけど上手ではない)に如かず」 しいていえば、拙速を選ぶ。情報に間違いことを確認できれば、スピードが優先します。限られた時間内に一定のレベルの仕事を完遂できることが、「できる人」人の重要な条件  仕事の遅い人は、初めから間違いのない完璧にしようとし、取り掛かるまでの準備に時間がかかりなかなかエンジンがかかりません。  大筋で問題がなければスピードを重視すべき仕事のほうがはるかに多いので、速く段取りをつけてスタートする思い切りの良さが大切です。仕事でも次々と新たな問題が発生しますので、解決するためには「走りながら考える力」が必要です。

実践的な知恵:「ざっと見たら跳ぶ」=「走りながら考える力」を優先>「走る前に考える力」



中級者14.プラス思考に徹する人・徹しきれない人。(ユーモラスに明日の希望を語る)


プラス思考が習慣になっている人

  1. 発想が全体的に明るく、話していて楽しい気分が伝わってきます。

  2. 否定的な言葉使いが少なく、状況が悪くてもすぐに音を上げません。どこかユーモラスな雰囲気が感じられます。

人間的魅力の源泉は、相手にもプラス思考が伝染する。



中級者15.人の力をうまく活用でき「衆知」を集めることが出来る人・出来ない人。


わからないことは、人に尋ねる、わかっていることでも参考までに意見をうかがう。それが出来る人は、周りに人の力をうまく活用できる人で、伸びる人の大きな条件。(人に物を尋ねる名人)


中級者16.「ギブ&テイク」情報が自然に集まる人・集まらない人。


「情報通」は、たくさんの情報ルートを持っているだけでなく、自分から情報を提供している。 真の情報通は、必要とする人に情報を振り分けて提供している。「ギブ」を自分から提供することで、自然に「テイク」も集まってくるので、ますます情報通になる。受身で構えている人には、なかなか情報は集まりません。出し惜しみせずに情報を発信する。


中級者17.戦略的発想「選択と集中」が出来る人・出来ない人。


※それなりの優等生になりたければ、どの科目もそれなりに勉強すればよいが、最も早く「第一人者」になるには競争が激しい分野に挑戦するか、先人のいない未開分野(リスクは高いが第一人者になれる確率は高い)に活路を見出すか、選択肢は二つ。その道のプロになりたければ未開の分野を開拓すること


中級者18.チャレンジ精神で新しい事業に手をあげる人・あげない人。


※自分で自分の人事異動を行うには、新規事業の立ち上げに参画することが自己啓発に一番よい。

  • 新規事業を通じてビジネス全般を学ぶことが出来る。

  • 毎日が新しいチャレンジの連続。

  • 意欲と情熱が自ら高く保てる。

  • 失敗しても必ず教訓を得て次に活かせる。



中級者19.ここ一番の正念場で力を発揮する人(他力の要素)・しない人。


初級者8.の・・・出世の法則(新規事業でも念頭に)・・・研究職であれば、人間関係の要因はそれほど重要ではありませんが、組織人で人と協働して成果をあげようとするなら、時には人間関係こそが最大のキーファクターにあることがあります。「ここ一番」の正念場では、支えとなるのはよきライバルか、師と仰げる人物でそのような人がいなければ助っ人も現れません。 「難局の難局たるゆえんは、状況と同時に当事者が平常心を失い的確な判断が下せないこと。」


中級者20.論理的思考(筋道が通った思考=わかり易い)が身についている人・いない人。


※「わかり易い」とは・・・

  • 話の展開に飛躍がない…正しい因果関係(原因結果の関係)に即して話をする。

  • 事例が豊富である…充分なサンプルやデータに基づいて結論(帰納法)を述べている。

  • 論理の構成が緻密だ…一見乱暴そうな論旨も分析と証明が筋道(演繹法)だっている。

<論理的思考を身につける心得

※「なぜそうなのか(問題の発見は事実確認と分析)」「だから何がいえるのか(解決策)」を問う習慣を身につける。



中級者21.的確な問題発見が出来る人・出来ない人。


問題解決の手順

  1. 現状分析・・・現状を確認し、何故そうなのかを分析する。

  2. 問題の発見・・・そこにどんな問題があるかを探る。(複数の因子が構造的に絡み合っている場合が多い)

  3. 分類と整理・・・問題を3つ以上のテーマに分類(視点を変えて)し整理する。

  4. 絞込み・・・テーマごとに重複や漏れがないかをチェックする。

  5. 優先順位づけ・・・判断基準を設けてテーマごとに優先順位を決める。

  6. 解決策の提示・・・優先順位の高いものから具体的な解決策を講じる。

論理的思考の苦手な人は、一つの現象に一つの理由をアトランダムな感じで当てはめています。



中級者22.「三点思考(構造的に)」で考えられる人・考えられない人。


※宇宙(時間:<過去・現在・未来>・空間<縦・横・高さ>・物質)も三つの要素で成り立っている。 「三」は構造を説明する重要な概念。

  • 原因分析で要因を考える時には、三点思考「一は単体、二は並列的な関係、三は構造的なあり方を意味する」概念。

  • 「解明するには三要素、三分類、三段階で考える」という考え方。 (弁証法=論理的思考「今ある状態」→「それを否定した次の常態」→「両者を発展的に統合した新たな状態」)

  • 例:自説を述べる時 「第1に」と切り出し。「第1と第2の関連はand・or・not」別の観点から補足して「第2に」と進め。「第三に」最後に結論の見せ方は自在に演出できるようになる。



中級者23.目先の問題にとらわれて、状況を正しく把握できない人・把握できる人。


※問題確認シート

  1. 過去の視点:既に自分で解決した問題

  2. 現在の視点:今格闘している問題

  3. 未来の視点:これから発生するかも知れない問題



中級者24.「抜本塞源」、抜本的に考えられる人・考えられない人。


※トラブルの対処レベル

  1. 回復問題」として捉えられる人…前例主義を踏襲するお役所仕事。

  2. 向上問題」として捉えられる人…一定の問題解決能力を持ち、一種の「既得権益」のように思い、変えることに異を唱えるような「ぬるま湯」のような職場風土。

  3. 抜本問題」として捉えられる人…職場風土の刷新には、抜本問題として捉える革新的リーダーをそだてる必要性あり(問題発生を「ゼロ」に出来ないかを考えるような、発想が必要)。



中級者25.独創的(極限を目指せば)なアイディアがひらめく人・ひらめかない人。


※クレームを「こうしたら」に変え、「アイディア買います」に変える。

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