小さなことだけれど、大きな差がつく大切なルールを一挙にご紹介!
初級者1.何時でも何処でも「気持ちのよい挨拶」ができる人は出来る人になる。
必ず名前を呼びかけ、一言付け加えて挨拶する人。 挨拶でも雑用でも<できる人>は、周りに関係なく、自分で自分を律する人。初級レベルの人の能力は、何事も率先して取り組むことが出来るという態度に比例して伸びていきます。雑用は、些細な仕事だからこそ完璧にこなすことです。意欲さえあれば必ずできるので、ミスは許されません。沢山のピースで構成されているジグソーパズル、一種のゲーム感覚で取り組むのが上達の秘訣。
初級者2.何事も軽快に動ける人になる。
天才クラスの人意外は「色々なことに取り組んで、早く自分の能力を活かせる道を見つける」こと。好きなことだけに打ち込んでいれば、一流になれるということを鵜呑みにしてはいけない。初級の段階で「好きなことだけ」などというのは、一種の思い上がりです。
初級者3.自分から声をかける人、愛嬌を感じさせる人に!(人間関係が出来る)
「三快人間」をモットーにする
愉快=いつも楽しそうな表情で
爽快=爽やかな身なりや態度で 軽快=軽いフットワークで。
松下政経塾:面接時に留意した塾生の条件
運が強そうか
背中に語るものがあるか
愛嬌があるか
初級者4.「お天気屋」は百害あって一利なし。笑顔で気分をコントロールできる人。
お天気屋が頭角を表すことは困難で、能力を競う前に態度で、不興を買い周りの人の支援や協力は得られない。自分の気分さえコントロールできない人に、仕事・勉強をキチンとコントロールすることはできません。では、不得意な人はどんな工夫が必要か。アランの「幸福論」を読んでみることです。
初級者5.質問が上手な人(質問力)は、何をやっても飲み込みが早い人。
質問力は理解力を高める条件で、日頃の問題意識により養われる。 飲み込みが早い人
何がわかり解からないかを明確に自覚している人
そこから素朴な問題意識を育てられる人・・・問題意識がなければ、問題の糸口を自分で考えることが出来ない。
初級者6.自分に非があると悟れば、人前でも素直に気持ちよく謝れる人・謝れない人で、人物がわかる。
成長する人は、些細な場面でのプライドにこだわりませんが、自分の真価を問われる場面では強いこだわりを示します。失敗はつきものですので、それを教訓として活かせるかどうかが人生の分岐点です。大切なのは失敗した時の対処の仕方です。失敗を次に活かすために、自分なりの「しかけ・工夫」をすることは将来の大きな財産になります。(失敗ノート:①失敗の内容、②原因の分析、③今後の教訓)
初級者7.できる人・成績のいい人は、失敗しても立ち直りが早いのが共通の特徴。
自分なりの「気分転換の儀式」を持つ。楽しみながら悩める時間と場所を設ける。「カラッとタイプ」長嶋茂雄氏:愛嬌があり人に好かれる理想的なタイプ。「じっくりタイプ」野村克也氏:緻密で繊細だが悩みに対して解決策を編み出すタイプ。
初級者8.不遇の時期を乗り越える人は究極のプラス思考で、こうありたいととい強い願望をはぐくむ。
何事であれ、自分から挑戦してみないことには、成功はおろか、失敗することさえ出来ない。 出世の法則(新規事業でも念頭に)
自分の信念をもち、向学心が旺盛である。
大きな失敗をしても、完全にはめげない。(どうせ失敗するなら、若いうちにするのが良いと考えるのが究極のプラス思考。)
失敗をバネに(可能にするのは強い精神力、人に恵まれる)して、さらに奮起する。 参考:精神力は、自分の願望とそれを実現するための努力によって支えられます。従って、願望が無ければ精神力は育ちません。
切磋琢磨するライバルか、師と仰ぐ人がいる。
不遇な時でも、必死で頑張っていると助っ人が現れる。(自分も人も大切にしており、一途に励んでいる姿が共感を誘う。)
初級者9.得意科目を活かし不得意科目をどのようにカバーするか。自分の長所と短所を知っている人。
自分の強みと弱みを自覚することは、頭角を現す鉄則のひとつ。 いけないのはどっちつかずの中途半端で、人に意見されると歯をむくタイプ。実力が伴わないのに、うぬぼれが強いタイプの人は、決して成功しません。
初級者10.人から憎まれずに、可愛いげのある言い方を身につけている人・いない人。
対話の話法を身につけること。 人間が頭角を現す最大の要因。「才能も智恵も努力も成果も身持ちも忠誠も、全て持ち合わせていても、ただ、可愛いげがあるだけという奴には叶わない」谷沢永一「人間通」新潮文庫 若いうちは「御託」(くどくど言うこと。傲慢な言い方。=屁理屈・可愛げがない)を並べずに?は「ものの言い方をわきまえろ(=可愛いげのある言い方=敬意と礼節をわきまえること。
相手の言い分をよく聞く
自説にばかりこだわらず
丁寧な対応を心がける
「御託を並べるな!」と怒鳴られる人の特徴
相手の言うことに耳を傾けない
感情的な言い方をする
相手のプライドを傷つける
決して自分の非を認めない
愚痴や文句を提言に変えられる人・変えられない人。人より多く考え、人より多く工夫する。
組織人の3タイプ
幹事役を率先して引き受ける人(将来のリーダー候補生が多い)
引き受けずに文句ばかり言う「社内評論家」・・・頭が切れがよい理論家タイプだが、リーダー候補生との違いは提言力と行動力の有無
高みの見物を決め込む「傍観者」
初級者11.落ち込むことなく粘り強く何度でも挑戦できる人・できない人。
人は自分の意見を取り入れたアイディアには前向きは判断をするものですので、心理の綾を理解した上で望むことも器量の一部。パスしそうに無いと感じたら、きれいに引くことも継続するうえでの重要なポイント。 「人は皆わが師なり」「独りよがり」にならず、優れた人を手本に謙虚に学ぶ人・学ばない人。 自分のものを大切にしながらも、人の意見でもいいモノは取り入れて、さらに中身を充実させようとする貪欲さがないと狭い枠から出られません。「自利利他の精神」で「自力と他力の組み合わせ」がよく未熟なうちは、自分より優れた人を手本にして、その人のやり方を学ぶのが合理的方法です。(自主独立・唯我独尊は初級レベルには不相応な概念) 「話し上手」になるには「聞き上手は、話し上手になる前提条件」。 話べたでもリーダーは務まるが聞きべたでは務まりません。「聴く」とは、心を込めて傾聴すること。 こじつけですが、「聴く」という漢字を分解すると「耳を十四集め、それに心を添えること」くらい重要です。聴き方の技術とは、要するに学ぶ姿勢に集約されます。
初級者12 .話を聞く時は謙虚に「その気」になって聞く人・聞かない人。
否定的な気持ちで聞き流せば、何も得られません。「葉隠れ」(江戸時代:武士の修身の書)の一節に「年功者の話を聞く時は、例え自分がよく知っている内容でも、あり難いとと思い拝聴すべきだ。同じ内容の話でも、十回に十回と聞いているうちに、ふと胸に響いて深く納得できることがある。それは格別の智恵となって身に付くものだ。年寄りの繰り言と馬鹿にしてはいけない。やはり年功者のありがたい教訓なのだから」こうした心構えは、人生を左右する大問題。
初級者13 .現状に「なぜ」という問題意識を持っている人・いない人。
「なぜ」は問題を発見し、それを解決に導くために最も重要な発想です。できる人とできない人との分岐点は、問題意識と同時に解決能力が備わっているかどうかです。旺盛な問題意識があっても、コミュニケーションの作法が出来ていいないと周りから疎まれることが多いものです。(初級者10を守る) ときには「常識・通念」を疑い仮説を立てて自分で検証してみる。
初級者14 .「場の空気」をよみ、小さな気配りを大切にできる人・できない人。
気配り:周りに配慮した適切な行動を素早く選択できるかどうか。日頃の行動パターンが判断できる。 まわりを巻き込んで新しい風を吹き込める人・吹き込めない人。逆風は「チャンスだ」と思える人。 新しい風をもとらす人は、物事を簡単に諦めずに問題意識を周りと共有しようとする人ですが、古株にとっては、快く迎えることが中々難しいので逆風が吹き荒れるわけです。それでも忍耐強く頑張り、やがて人を巻き込んでゆくパワーを秘めた人材こそが、本物の<できる人>です。気概があり主張が間違っていなければ、賛同してくれる人が必ず現れるものです。 「小さな風」を大きな風に育てられる人。自分から変化を企てる人。
初級者15 .公私のけじめをつけ自分を厳しく律することができる人。
公私のけじめという問題は、程度の問題ではありません。我慢の発想とは、易きにつかず・誘惑に耐えるという心構えです。GE社は「ワンストライク・アウト」という制度で、金額の多少ではなく、故意に不正を働いた者は一度で解雇するということ。将来のリーダーには、自分の意志で自分に課する厳しさが必要です。
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